株式会社ブームアップ BOOM UP-日本テレビ「おしゃれクリップ」「アナザースカイ」「24時間テレビ・マラソン」等の番組制作会社です。

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STAFF BLOG

スタッフブログ

カメリハの壁

2017/05/02 by 新人AD近藤

こんにちは!
新人ADの近藤です!

先日初めておしゃれイズムのスタジオに行き、
カメリハに参加させていただきました。

そこで今回は初めてのカメリハで経験した失敗談を紹介できればと思います。

カメリハとは言葉の通りカメラリハーサルの略です。
実際に撮影で使われるカメラを使ってカット割りやアングルを決めることを主な目的としています。
それぞれのアングルで番組のセットはどのように映るのか、
出演者同士の距離は適当か、といったことを確認していきます。

カメリハでは本番さながらの緊張感がスタジオにあり、
自分もその場にいるだけで緊張してしまいました。
実際はテレビ局の中を歩くだけでも緊張してました!笑

そんなこんなでカメリハはスタートし、私たち新人AD4人は出演者のダミー役として
カメリハに参加させていただきました。
ダミー役を実際に置き、タレントさんの動きを事細かに確認していくので、
とても重要な役割です。
ここで私たちに求められたことはいかに恥じらいを捨てて、
出演者を演じることができるか、ということです。

リハーサルを通して、随所にディレクター、演出、カメラマンさんのこだわりを見ることができ、
しっかりと自分の役目を果たさなければ、という気持ちが強くなっていきました。


しかし結果は大失敗でした。
恥じらいを捨てきれず、私たちは最初から最後まで小さな声で役を演じてしまいました。
その回のゲストはミュージシャンの方で、収録では観覧のお客様を巻き込んで
いつもコンサートでやっているファンとの掛け合いを披露するというシーンがあったのですが、
リハーサルではゲスト役を任された私は真似をするどころか
声も聞こえないくらいの中途半端な演技になってしまいました。

また、「モニター見すぎ!」といった注意も何度か受けてしまいました。
求められていた「演技力」「対応力」がまったくありませんでした。
その場にいたスタッフの方々に終始迷惑をかけてその日のカメリハは終わりました。

その後収録にも立ち会わせていただいたのですが、あらためてカメラの前で
求められた仕事をしっかりとこなしているタレントさんの凄さがわかりました。
もうトークのテンポが良すぎてバルセロナのパス回しを見ているようでした!笑


全てのスケジュールが終わってから当番組のプロデューサーの方か
「全然ダメだ」というお言葉を頂きました。
大事な確認作業が自分たちのせいで十分にできなかったと思うと
当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。

また、参加する前から社長や普段指導して頂いているディレクターのTさんから
カメリハでの注意点を教えていただいていたにも関わらず、それを実践できませんでした。
次のカメリハではなんとしても番組の手助けができるよう、心を入れ替えてがんばっていきます!!

最後にとりあえず目の前のことで頭がいっぱいなカメリハ中の近藤でお別れです!
体が少し大きくて頭が飛び出てるのが近藤です!



アーカイブリスト